（味の感想は★からです）
うだるような暑さ。これまでの雨雲との睨めっこが嘘のような快晴。
いわゆる梅雨明けと言うものだろうか。かんかん照りの中、体に纏う湿気が、梅雨の後ろ姿を見て、悲しんでいるようにも感じた。
26歳のフリーターに対して、世間の評価とかそういうものは湿っぽいものが多い。
新しいバイトを見つけたら「社員になるの？」とか、久しぶりに連絡を取った人に「まだ芸人やってんの？」とか、まぁ、本人的には悪気はないのかもしれないが、余計なお世話以外の言葉が見つからない。
私は正直、みんな適当に生きていればそれでいいと思う。頑張って生きていることだけが正解じゃないと思うし、就職していることが素晴らしいとか、フリーターで自由に生きているのが凄いわけではない。
私は「正しく、自分の好きなことをしている人」は、皆等しく素晴らしいと思う。
それがゲームだって良いし、裁縫だって良いし、私みたいに筋トレだって良い。
兎角、好きなことを続けている人には独特の熱がある。その熱は梅雨の湿気たベタベタしたものではなく、カラッとした気持ちの良い熱だ。
その熱と熱をぶつけることで生まれる、突風にも似た快感が私は好きだ。まぁ、友達が少ない私が言えることではないが。
勿論正しくない熱を持っている人もいる。
それはまぁ、出来るだけ距離を置くのが好ましい。
「俺たちはなんでもできる。だって、俺らはチャンピオンなんだぜ」
これは、YouTubeのポケモンofficial music video「GOTCHA！」内のコメントだ。
ポケモンをプレイした人ならわかると思うが、最後のボスであるチャンピオンを倒して、プレイヤーはそのポケモンの世界で一番強いチャンピオンになる。
ポケモンに熱中していたあの時、他人がチャンピオンになったのか、友達がどれだけ早くチャンピオンになれたのかって気にしていただろうか？
熱中している人間にとって他人なんてどうでも良いのである。
自分の目指すものをひたすらに追いかける。
私たちはそんな気持ちの良い熱量を、忘れてしまっているのかもしれない。
君の一歩は僕より遠い
間違いなく君の凄いところ
足跡は僕の方が多い
間違いなく僕の凄いところ
Acacia/BUMP OF CHICKEN
足踏みの多い僕だけど、それでも、これからも少しでも、自分の轍を残せるように、頑張っていこうと思うよ。
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今回のお店は【ふく流らーめん 轍 東京高田馬場本店】さん。大阪は本町にあります名店、轍さんの東京本店。
まだできたばかりではありますが、SNSで話題にでもなっているのか、なかなかの行列。
日曜日の11時半ごろ。
10人弱の列。
並んでいる際にメニュー表とお水が配られる。ありがたし。
場所柄直射日光は避けられない。あまり広くない道沿いではありますが、女性の方は日除け傘とかあった方が良いかも。（とかく熱い）
開店の2ロット目ということもあり、20分ほど待って店内へ。
店内はカウンターのみ。一席ごとにお盆が設置されている。大阪ではこのスタイル流行っているのかな？知らんけど。
私が行った時には特製トッピングがなかったので【ふく流らーめん】に【豚チャーシュー２枚】をチョイス。
店員さんがお子さんにサービスをしていて、なんだか大阪だなぁって思う一コマ。
なんかいいね。素敵だ。
しばし待ってラーメン到着。
東京ではまだまだ珍しい白湯エスプーマ。
この見た目は実に美味しそうだ。
それではいただきます。
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★・ふく流らーめん 880円
・豚チャーシュー２枚 200円
早速エスプーマスープを一口、、、
ふっわふわ。そして鶏ー！旨い。
表面がエスプーマ、その下にほんの少し粘度のある鶏ベースの白湯スープ。面白い泡泡した食感とお上品な鶏の旨味が抜群。
シンプルに旨い。
麺はスタンダードな細ストレート。
細麺ですが、けっこうモチっとした食感があり、スープとの相性が良い。
大判のレアチャーシューは安定の美味しさ。関西のレアチャーシューは総じてレベルが高い印象ですね。
スープの奥側にある柚子のエスプーマを混ぜて頂くと、爽やかな柚子の味わいが合わさって、より鶏の旨味を感じます。美味しいなぁ。
鶏の旨味がしっかりしたスープではありますが、味わいが少し単調なので後半少し飽きてしまった。もう少し後半に柚子エスプーマを混ぜた方がよかったかな。
なんにせよクオリティの高い一杯であることに変わりはない。個人的にエスプーマ系は好物なので、これからの活躍が楽しみですね。
それではごちそう様でした。
美味しかったです。
