2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
(味の感想は★からです) 私は成長を感じていた。新宿御苑の芝生は徐々に茶色く衣替えを始めていた。青青としていた新宿御苑の景色も秋の彩りに変わりつつあった。両手で芝生を掴む。 両脚を一気に振り上げ体を静止させる。 逆立ちの体制になり体を垂直に伸…
(味の感想は★からです) 私は自転車を担いだ。Google先生の経路を頼りにお店に向かう。 経路案内には徒歩のルート、車のルート、公共交通機関のルートがある。私みたいに自転車で行動する人間は、どのルートを使おうか迷うところである。車のルートだと大き…
(味の感想は★からです) 私はレトロな雰囲気が好きだ。レトロの定義は割と曖昧なものであるが、ノスタルジックに浸れるものを私はレトロと定義している。スタバに入り浸ってカッコつけている私が言えることではないかもしれないが、新しいものがどんどん目…
(味の感想は★からです) 私は半袖だった。10月も下旬に差し掛かり、街中を歩く人達の装いもガラリと変わった。 一枚上から羽織るだけでは間に合わず、冬並みの厚着をしている人もちらほら。エアコンも冷房から暖房に変わり、より一層冬の訪れを予感させる。…
(味の感想は★からです) 私はびびっていた。新宿という街は、私みたいな根暗者から見るとどうしても長居することを躊躇ってしまう街である。夜の歌舞伎町なんて論外だが、普通にお昼の歌舞伎町も独特の雰囲気を醸しているし、いま私がいる新宿の西側もこれ…
【味の感想は★からです】 私は筋肉と踊っていた。午前10時に魯珈さんでの記帳を済ませ、あてもなく、新宿の街をぶらぶら。 東京都庁を眺めながら新宿の街を南下する。すると子供たちがたくさん遊ぶ公園を発見。 色とりどりの遊具とだだっ広い敷地は東京の公…
(味の感想は★からです) 私は地球を感じていた。何もスピリチュアルに目覚めたわけでも、病んでいるわけでもない。涼しい秋の風を受けながら、自転車を走らせる。疾走感にうたれ、気分の昂揚とともに、時期に訪れる紅葉を待ち遠しく思う。 四季は巡り、その…
(味の感想は★からです) 私は歓喜した。すっかり寒さが染みるようになった10月の空。 最近見ることのできなかった空はとても澄んでいて青い。太陽の暖かさもちょうどよく、一枚上に羽織ればまだまだ外出日和な気温である。私は自転車に跨る。 今日は果たし…
(味の感想は★からです) 私は並んでいた。場所は八幡山。 駅と高架下に隣接したところに小さな商業施設がある。ここの喫茶店のホットケーキがサクフワでこれまた美味いのだが、それはまた別の機会に。 台風が過ぎ去った都心の空は少し不安気な顔を見せてい…
(味の感想は★からです) 私は終わった。これは何も形容的な表現でもなんでもなく、単純に私は終わったのだ。場所は荏原中延。 多賀野さんでの食事を終え、大満足な私は二軒目のお店を探していた。結果的に私は井田商店さんに伺うのだが、そこでの食事を終え…
(味の感想は★からです) 私はコーヒーを飲んだ。カフェインといえば誰しもがコーヒーを思い浮かべるだろう。 私も専らコーヒー大好き人間であり、そのはまったきっかけもカフェインによるスッキリ感というか、一時的に眠気をふっとばす感じが好きだったから…
【味の感想は★からです。】 私は射抜かれていた。人は誰しもが何かにハマっている。 それは食べ物の時もあるし、運動だったりもするし、人だったりする。私の最近のトレンドは専ら日向坂46だ。 アイドルとは思えないバラエティ能力の高さとそのキラキラした…
【味の感想は★からです】 私はドキドキしていた。秋葉原に来るのは久しぶりだ。 電気街のイメージが強い秋葉原だが、その要素は意外と少なく、メインの歩行者天国を歩くとビルを覆い隠すほどの巨大なアニメのキャラクターの垂れ幕が見えたり、メイドさんが客…
(味の感想は★からです) 私は優柔不断な人間だ。優柔不断、という言葉はなんだか少ししっくりこない。物事を決められない事を示しているのにも関わらず、優しく柔らかという人間性の肯定がセットになっている。 日本人の美徳の感覚なのだろうか。 人に合わ…
(味の感想は★からです) 私は折れ曲がっていた。別に私の屈折しまくった性格を指した言葉ではない。 ここは高円寺。高円寺の北側に広がる高円寺純情商店街は何本もの路地が重なりあい、半ば迷路のような印象を受ける。地図アプリの経路通りに行こうものなら…
(味の感想は★からです) 私は迷っていた。人間とは迷う生き物。 人生の岐路に立たされた時、その選択に迷わない人間などいない。今後の人生を変えうるような分岐点ではなくとも人間は選択に悩み苦しむ。 私もこれまでの人生好き勝手に生きてきた部類の人間…