新宿は西口。
普段新宿は南口しか使わない私は明らかに困惑していた。
南口は、新宿中でも極めて優しい部類の出入り口だ。
人の行き来は多いものの、バスタ新宿や、ルミネなどの商業施設。バルト9で映画を見れたり、なんせ新宿御苑という有料公園もある。
新宿のイメージでいうならば東口が一番ピンとくるのだろうか。
新宿歌舞伎への入り口でもあり、飲み屋や、夜のお店がひしめき合う。いわば新宿。
食べ歩きのさいに気になるお店が東口付近にあると見なかったことにする自分がいる。
私には縁の無い出入り口である。
そして今回の西口。
特にこれといったものが思いつかないというのが正直な感想である。
ぺぺと呼ばれる商業施設に私の好きなコーエンがあるのでそこにいくくらい。
そんな印象の薄い西口のさらにオフィス街の方に今回のお店【麺屋 翔 本店】さんはある。
食べログを始めた当初から気になっていたお店だがなかなかいく機会が合わず。
三年越しの来店。
平日昼の11時45分。
新宿警察署を渡ったこちらの通りはランチ時になるとサラリーマンの方々でごった返していた。
お店というお店が行列。
やはり韓国料理のお店には女性客ばかりだ。
炭火焼の名店、白銀さんもこの通り。
一度いって鳥の炭火焼とサーモンハラスを食べたが旨すぎてびっくりした思い出が蘇る。
白銀さんを少し超えたところに行列を発見。
待ち客4、5名ほど。
と思いきや、券売機購入の列だったらしく、そのまま店内へ。
ランチ混雑タイムギリギリに滑りこみ、待ちなしで入店。ラッキー。
店内はカウンターのみの18席。
席多めだから案外並ばなくていいのか?
私は連食なので悩んだが特製塩をチョイス。
結果的にこの特製の選択は大成功。
みなさんも是非特製を頼んでくださいね。
塩ラーメンのこの透き通るようなビジュアルはいつみても惚れ惚れしますね。
また、トッピングが多い。チャーシュー三種?(もしかしたら4種?)が各2枚計6枚。味玉、メンマ、水菜、ネギ、ワンタン2個。
1090円ではないですね。
体感1430円くらいのボリューム。
破格の値段設定。
まずはスープを一口、、
ほう、、これは旨い。
最初のファーストインパクトはさほどなさっぱり塩スープかと思いきや、すぐさま鶏の旨味がグングン!っときます!
それに鶏油がまたいいですねー!
鶏の色んな旨味が襲いかかってきます。思わずグングン飲んでしまう。
そして麺が少し柔らかめ?
そのおかげであっさりスープとうまく溶け込んでいて、私的にはこれで正解だなーって感じです。
変に麺の主張がない分上手く溶け込んでいる印象。
そしてそしてびっくりしたのがチャーシュー。
私の馬鹿舌ではわからないのですが、とにかく旨い。
鶏チャーシューはいわゆる〆てる系。マリネ系のハーブの香りとしっかり味染み。絶妙な旨さ。
豚は炙りのチャーシューとローストのチャーシュー、どちらもかなり旨い。これはタレの問題か?今まで食べたチャーシューからは感じたことのない不思議な味付け。似てるとすればフルーツ系のジャムでつけこんでいるような、、、
これは是非食べて欲しいなー。間違いなく言えるのは東京でトップクラスのチャーシューであること。味が変わっていた、というのもあるとおもいますが、今までに食べたことのないチャーシューでした。
ワンタンもがっつり味が濃く、旨い。
ワンタンって個人的に動物系(特に鶏)の出汁とよく合うなーって思います。
皮に上手く馴染むというか、、、これは個人差あると思いますね。
味玉も丁寧で旨い。
味はあっさり目ではありますが、黄身のしっとり感がなんとも言えません、、、。
そして意外や意外。水菜が素晴らしい。
食感はシャキシャキで、噛んだ瞬間にジュワッと水分が出てきます。
苦すぎず、量もけっこう入っていて、これとチャーシュー、麺との相性が抜群!
ちょっとトッピングのクオリティが高すぎてびっくりですね。
翔さんにきたら特製一択ですねこれは。
これ食べないのはもったいない。
ということで今回は麺屋 翔 本店さんにお邪魔しました!
ちょっと旨すぎましたねー、、、。
スープがかなりあっさりなので好みは分かれるお店かとおもいますが、全体のバランスが高いので、満足度の高い一杯でした!
どうやら味噌も人気らしいです。
水曜日限定らしいですが、今度は味噌をたべたいなー
それではごちそう様でした!