（味の感想は★からです）
亀有の町に降り立つ。
東京都葛飾区亀有。
言わずと知れた「こち亀」の聖地。
駅には両さんの銅像があったり、亀有派出所のモデルにもなった交番もある。
こち亀自体は小学生の時によくアニメで見ていた記憶がある。
こち亀のマンガも持っていない私ですらあからさまにテンションが上がるんだから、こち亀の凄さを改めて考えさせられる。
流石にこの時期だからか、地元の人が多いみたいで、記念撮影をしている人は少ない。
閑散とした商店街を横目にお店に向かう。
すると並んでる並んでる。
目を見張る大行列。
思わず尻込んだ私だが、さすがに大嫌いな電車にのって1時間、はるばる訪れた亀有で目的を達成しないわけにはいかない。
私は30人ほどの列の一番後ろに並び、本を開いた。
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今回のお店は【手打式超多加水麺 ののくら】さん。
亀有の人気店で、ラーメン百名店、アワードのブロンズにも選出されている。
11時開店で、11時ごろ訪問。
約30人ほどの列。
結果的に2時間並びましたが（実際は1時間58分）ある程度は覚悟しておかなければならないと思います。
ラーメンの調理は店長さん一人で切り盛り。
店内は待合席にヒーターがあったり、加湿器があったりして清潔感が凄い。
製麺所を眺めながらヒーターに当たる。
なんだかとても整理整頓されていて、人柄ってすごい出るなーってなんとなく考えていると席に案内された。
私は【特製中華そば（醤油）】を選択。
下受け皿が自分の前にセットされ、今か今かと待つ。
一つ一つ丁寧にラーメンの丼を置いていく姿に、なんか人柄って凄いでるなーって改めて思っているとラーメン到着。
いや、もうめっちゃ美味そう。
それではいただきます。
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★・特製中華そば（醤油） 1200円
早速スープを一口、、、
ふぅーわ、うっまいうまい。
円やかな醤油の香りとバランスの良い出汁感。
なんの嫌味も雑味も感じない優しいスープはなかなかレンゲの動きを止めさせてくれない。
グッとレンゲに力を入れて、箸に持ち替える。
お次は麺。
手打式超多加水麺と謳われた麺は
うーん。めちゃくちゃ旨い。
多加水麺特有なのか、このネチっとした歯応えは独特で、啜り心地と歯応えのバランスも良い。
しっかりとスープを吸い上げていて、スープの味わいもグレードアップしていく感じがある。
そしてトッピングも全てが秀逸。
まずはチャーシュー。
もうステーキみたいな分厚く大判なチャーシューは、燻製しているのか？炙られている影響もあってかとにかく香りが凄い。
肉質柔らかでこれは私的には都内一のチャーシューかもしれません。
鶏チャーシューも絶品。しっとりとした肉質に強すぎない味付け。臭みもなく、完璧。
ワンタンには大葉がアクセント。
これがまた美味しい。
全体を通して、全く飽きのこないただただ楽しい中華そば。
一品の料理として完成している感があり、ラーメン好きじゃ無い人にも、是非食べて欲しいですね。
それではごちそう様でした。
とても美味しかったです。
