(味の感想は★からです)
“商店街”と聞くと吉祥寺のサンロード商店街や、中野のサンモール商店街のような“アーケード”と呼ばれる屋根があるものを思い浮かべてしまう。
もちろん天候に左右されずに買い物できるのは利点なのだろうが、その屋根があるせいで、商店街独特の閉鎖感というか、少し薄暗い感じがどうしても私は好きになれない。
石畳の道路の両脇に沢山のお店がある。
ここ浜田山のメインストリート商店街はアーケードのような屋根がなく、入り口から青空をぶち抜いたような景色はなんとも素晴らしい。
浅草のようなゴミゴミした感じもない。ポルシェが一番売れる街なんて言われる浜田山には都会の喧騒というもの感じない。これもお金持ちの余裕というものか。
よく、お金持ちは欲しいものが好きなだけ買えるし、贅沢できるできるから幸せだ。と考える人がいる。
だが必ずしもお金を沢山持っているからといって幸せになれるわけではない。
年収の増加による幸福度の推移をみてみると、年収800万ほどで幸福度はMAXを迎えてそこから年収がどれだけ増えようとも幸福度は横ばいになるらしい。
どちらかといえば、お金を持っているから幸せになるのではなく、お金でストレスを軽減することができるから余裕が生まれて、幸せそうに見えるだけなのかもしれない。
他人の幸せとは所詮は妄想であり偶像である。他人と比べてはいけない。
なによりも自分の人生を生き、楽しむべきなのかもしれない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のお店は【たんたん亭】さん。
支那そばワンタン麺の元祖?やら源流やら言われている老舗のラーメン屋さん。
通し営業で入店難易度も低く、下町のラーメン屋さんと行った雰囲気はなんだか新鮮な気持ちになる。
私は“肉ワンタンメン”をオーダー。
ほんとはミックスワンタンメンをいただきたかったが、メニュー表の中にあるミックスワンタンメンの文字が見つけられず(老化が凄い)ちょっとテンパりながら肉ワンタンメンを注文。
ぐつぐつと煮立った大鍋にワンタンを大量にぶち込む光景はなんだか爽快な気分になる。
少し待ってラーメン着丼。
それではいただきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・肉ワンタンメン 1100円
龍の描かれた大振りな中華どんぶりにワンタンが映える。
早速スープを一口、、、
おう、、支那そばだー、、うめぇ、、。
いわゆる支那そばのあっさりおだしの醤油ラーメンはなんだか懐かしさを感じる。万人に愛される豊かな味わいだ。
ワンタンも皮が多めのザワンタン。
お肉感もしっかりあって皮もモチモチ。
どちらかと言えばこのワンタンに醤油かけてビールをグビグビ行きたくなる。
全体的にバランスの良い素敵なラーメン。
支那そばの源流を味わいたい人は是非オススメです。
それではごちそう様でした。
美味しかったです。