2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
(味の感想は★からです。) 私は急いでいた。急かされる気持ちと同調するかのように、体から汗が滲む。 連日続く猛暑は汗が止まらずだるいなーって思ったりもするが、それよりも活力を私達に与えてくれている気がする。活気を取り戻しつつある街並みはここ三…
(味の感想は★からです。) 私ははんなりしていた。京都は独特の盆地からなる蒸し暑さが憎らしい。 冬になると冷たい空気が外に逃げず冬は冬で寒い。 京都という街はこと気候というジャンルにおいては住みにくい部類に入るとおもう。お盆の時期に地元の京都…
(味の感想は★からです。) 私は考えていた。恵比寿西一丁目の交差点で信号を待つ。 東京の街を歩いているとたまにあるのが、信号のタイミングが縦と横で合わないことがあり、目の前に目的のお店があっても二回信号に引っかかる。という現象だ。東京はその道…
(味の感想は★からです。) 私は戸惑っていた。東京駅構内は今日も慌しくたくさんの人達が行き交う。 とてもじゃないが、暇を持て余してブラブラしているような輩は、この場所にはいない。 やれ私はというと、そのちょうど中間といったところだろうか。 あて…
(味の感想は★からです。) 私はあたふたしていた。この世の中には人間としてやってはいけない行為が大きく分けて二つある。一つは人をあやめること。 一つはラーメン屋さんのスープの中に食券を落とすことである。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今回のお…
(味の感想は★からです。) 私は汗をかいていた。連日の雨が嘘だったかのような灼熱の太陽。今までの陰鬱とした雰囲気を取り返すかのような太陽の張り切り具合に、汗がもう止まらない止まらない。松陰神社入り口の交差点から石畳の商店街に入る。 オシャレな…
(味の感想は★からです。) 私は並んでいた。平日の13時。 イケナイ太陽が、なんかいいカンジにオッケーロコローションしている。(世代でまくり)代官山にできた一際長い行列の最後尾に並んだ私は、真夏の太陽は今日も元気だなーって思いながら身を隠すよう…
(味の感想は★からです。) 私は伸びをした。夏の訪れは突然に。 例年よりも長引いた梅雨がようやく明けた。 未曾有のパンデミックに追い討ちをかけるかのような長い雨。みんなが思い描いていたキラキラした2020年は世界線の変動があったかのように、熱狂と…