ノアクロ☺︎/グルメ備忘録

食べ歩いたお店の紹介をしています。

【No.277 歌舞伎町 麺堂にしき チャーシュー鴨だし醤油ラーメン】

(味の感想は★からです)

春は曙。
意味を良く知らないけど、なんだか語感が好きな言葉。

曙とは、夜がほのぼのと明けていく様を表していて、春になって徐々に朝焼けが早くなっていく季節の移り変わりを風情たっぷりに謳っている。と私は思う。


そんな春の穏やかな訪れを感じ始めた頃にやって来るのが梅雨。
じめっとした気温と降り続ける雨は、しっかりと心の中にも厚い雲をかける。


ただでさえコロナがどうだとかがめんどくさい昨今。それに加えての梅雨の訪れ。



もうこれはしょうがないよね。5月病になっちゃうよね。うんうん。これはもうならない方が可笑しいよ。うんうん。


言い訳を机一杯に並べたところで。
私は絶賛五月病の真っ只中である。

もうこれが本当に、色々やる気が起きなくて、休日はいつもだったら10キロ20キロ自転車を漕いでご飯を食べに行ったり、意味もなく公園で3時間くらい筋トレしたりとかなり活動的な方だったのだが、ここ直近2.3週間、あり得ないほどの体たらく。


家から出るのは歩いて1分のスーパーに買い出しに行くときのみ。
それ以外はずっと家でゲームして、寝て、の繰り返し。さすがの私もこれはやばいと少し落ち込んだ。


まぁ、でもさ、完璧な人なんていないもんね。
今はまぁ、そう言う時期だと思って、まったりやっていくしかないな。


愚かな経験は誰にもあるんだよと
鏡の中の自分に聞かせてあげたい



いつだってやる気満々、フルパフォーマンスで生きていくのは難しい。
今できることをただ実直にやるだけ。やる気の出ないときには、やる気の出ないときにしかできないことがある。と私は思う。


それでもいいんだと大人になれば分かる
あの頃悩んでいた自分に言いたい
日向坂46/声の足跡


毎日楽しくないことの連続で正直気が滅入ってきている人もいるだろう。
だけど安心して欲しい。私も楽しくないこの毎日の中、実に楽しく、生きている。
あなたもきっと大丈夫。


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今回のお店は【麺堂 にしき 新宿歌舞伎町店】さん。

歌舞伎町の中にお店があり、場所柄か、朝の5時から空いている。というか中休みもなくてびっくり。


14時ごろお店に到着。
昼の歌舞伎町は一種のスラム感がある。
苦手だ。


そんなスラム街にあるお店とは思えない暖かい木の雰囲気がある店内。カウンターのみだが、閉鎖感はない。


私は【チャーシュー鴨だし醤油中華そば】をチョイス。


他にも塩があったり、山椒のラーメンがあったりする。卓上にも山椒がある。これは嬉しい。


しばし待ってラーメン到着。
鴨チャーシューの乗ったラーメンを見ると無条件でテンションが爆上がりする。


それでは頂きます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・チャーシュー鴨だし醤油ラーメン 1130円


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早速スープを一口、、、


くぅーん!ストレートに旨いなぁ。これ。


鴨の上品な甘さをしっかりと引き出したバランスの良い醤油スープ。
それこそ朝食べてもお酒の後に食べてもちょうど良い感じの味わいだ。


麺は全粒粉の細麺。
若干硬めなのも良くて風味も良い。


鴨チャーシューもしっとりしていて良い。
できれば火が通る前にいただきたいところだ。

鴨、葱、スープ、麺、とシンプルな構成だが、正直どんなシチュエーションにも対応できている万能な一杯というイメージだ。


場所が歌舞伎町じゃなかったらなー。笑
もし歌舞伎町に抵抗がない人なら一件の価値ありですね。けっこうオススメ。


それではごちそう様でした。
美味しかったです。