環七通りを右折する。
東京のビルの伸びる街並みに大きな緑。
ここ東高円寺には蚕糸の森公園という区立の公園がある。
広々とした自然は都会の喧騒を忘れさせてくれる。
ちなみに蚕糸で【さんし】と読むそう。
おばかさんな私は、ずっと“かいこのいとのもりのこうえん”と、どこにも書いていない“の”を二つも付け足して読んでいた。
源義経の“の”と同じ原理である。バカにはバカなりの理屈があるのである。
蚕糸の森公園で一息ついた後、目的のお店に向かう。
東高円寺駅から少し歩いたところに【博多ラーメン ばりこて】さんはある。
住宅街の中にある感じは昔ながらの屋台ラーメンを思わせる。
深夜にも営業していることもあり、これまで数々の酔っぱらったサラリーマンを締めてきたのだろう。メニューにはおつまみも豊富に取り揃えてあった。
ですが、残念ながら私は今回アルコールの予定はない。純粋に博多豚骨を楽しもう。
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これぞ博多豚骨といったシンプルなビジュアル。
ネギ、チャーシュー、細麺。そう、これでいいのである。
早速一口、、、
おう!旨い!
本場の博多豚骨は残念ながら食べたことがないのだが、意外とあっさりしていて良い。
ド豚骨!というよりもしっかり豚骨の旨味をクリアに表現していて良い意味で予想を裏切られる。
後味もスッキリしている。なるほど。これが本場の味と言われたら、確かに他の豚骨は博多豚骨とは違うなー。
チャーシューはペラペラの薄切りでスープと細麺にベストマッチ。
ネギの香りも相性抜群で完全にこれで完結させてしまっている。すごい。
私が食べている間、常連っぽい人が何人か来店していたのだが、みんな「ネギチャーシュー」を頼んでいるようだった。
確かにここの一番はネギチャーシューなんだろうなー。
次からはネギチャーシューにしよう。
ということで東京にいながら博多豚骨をいただける【ばりこて】さんにお邪魔しました。
非常に美味しくて食べやすく、そして安い。
ステキな発見が沢山ありました。
それではごちそう様でした。