(味の感想は★からです。)
私は迷える仔羊のようだった。
後楽園駅六番出口。
東京ドーム側とは逆の出口。
六番出口を出ると、そこはオフィス街というか、ミュージックアカデミーがあったり、でかいフォーラムがあったりとなんだか色々なものが色々詰まっている感じの街並みだ。
私は別に生まれ持っての音痴を治そうとここに来たわけでは無い。
ラーメンを食べに来たのだ。性懲りも無く。
今回の目的のお店は【自家製麺 MENSHO TOKYO】さん。
都内でも珍しいラムを主体としたラーメンを提供してくれるお店。
半年前ほどの初訪問の際、ラム豚骨のあまりの旨さに衝撃を受けたのを覚えている。
私はその頃から気になっていた「まぜひつじ」を食べにわざわざ後楽園駅の所謂、じゃない方まで来たのである。
店内に入り食券機の前へ。
お金を入れてまぜひつじをポチ。
ポチ。ん?ポチ。あれ?
まぜひつじの右下に赤いランプ。
何故だかはわからない。
今日たまたまやってなかったのか。それとも売り切れたのか。はたまた期間限定的なメニューで現在は出していないのか。
私は食券機の前でウーンウーンと迷える仔羊になる。
私の頭からニョキニョキとトグロを巻いた角が生えてくる気がしたが、前回食べられなかったラム煮干し中華そばのボタンを押し、事なきを得る。
席についてほうじ茶を飲む。
また次の機会にしよう。
なんだか今日の私はポジティブなようだった。
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★・ラム煮干し中華そば(全部のせ)
ラムチャーシューと豚チャーシューがこれでもかと入った相変わらずな圧巻のビジュアル。
早速スープを一口。
うーん!やっぱり旨いな!なんだこれ!
ギュンギュンに効いたラムの旨味と煮干しの豊かな香りが合わさってもう最高。
醤油ベースのスープは味わいが濃厚で塩ベースのラム豚骨とはまた別の美味さ。
ラムだからこそなのだろうかしつこく無い口当たりももまた良い。
麺はしっかりとスープに絡み、小麦の感じも豊かでめちゃくちゃ食べやすい。
スープを邪魔せず、尚且つスープに負けない素晴らしい麺。
ラムチャーシューはジューシーながらも脂身が無くあっさりと食べれる。
逆に豚チャーシューはトロトロの脂身が美味い。
そして、ラムは様々な香辛料と合うのがまた一興。
ほうじ茶のパウダーの相性は申し分なく、香りが華やかになる。
オススメはMENSHOスパイス。
スパイス初心者の私は何が入っているかとは難しくてわからないが、かなりスープの厚みが増す。
少量をレンゲに取り出し、少し味を変えてみて欲しい。まじでうまいから。
ということでごちそう様でした。
とても美味しかったです。
次回こそまぜひつじを、、、。笑