(味の感想は★からです。)
外出自粛の呪縛から解き放たれる。
コロナの影響で外出自粛要請のでていた東京も、ようやく、その自粛期間が終わり、暫くの間コロナとの共存の道を進むことになった。
私の好きなお店がそうなったわけではないが、沢山のお店が経営難で廃業を余儀なくされている。
気になっているお店に行くと、お店の張り紙で「当分の間閉めます。」と書いてあるとここの味を私はいつか味わえるのだろうか?と不安になっていたことを想い出す。
その一つがこちらの【らぁめん葉月】さん。
東京都の外出自粛要請中ずっと閉まっていたお店。
(テイクアウトちょっとやってったぽい?)
何度かお店の前を通ったことがあったが、いつ行っても空いてなくて、ひと事ながら心配していた。(誰やねん)
時刻は13時ごろ。
お店の前に向かうと今日は行列ができていた。
なんだか一安心。
7.8人の割と長めの列。
Kindleを読みながらだらだら待つ。
30分程で店内に通される。
席はカウンターのみで一蘭方式の立板で仕切られている。
注文は珍しく口頭。私はお店の看板【葉月】を頼もうと思ったのだが、直前でストレートな醤油が食べたくなり、醤油特ワンタン麺を注文。
お店は年配の亭主さんと奥さんで切り盛り。
食べログのラーメンの写真をみて勝手に若い人が作ってると思ってたが、今の時代を生きるラーメン。そんな感じです。(どんな感じ)
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醤油の綺麗なブラウンと具沢山なビジュアルは私好みで良き。
早速スープを一口、、、
おあ!旨い!
醤油と動物の出汁がしっかり調和した絶品な味わい。
四種類の醤油をブレンドしていることもあり、生醤油の香りとたまり醤油のコクがしっかり出ていて最高。
これぞ醤油が主役!な感じがしていいですね。
私好きです。
チャーシューも燻された薫製パターンで私の大好きなやつ。
鶏チャーシューも臭みがなく美味。
特にトリュフの入ったワンタンは良い味のアクセントになる。
これは必食な気がしますね。
ラーメン全体の締まり具合が変わってくる気がします。
それに普通にワンタンとしても美味しいですしね。オススメです。
私的にとても大満足な一杯。
ただ、すべての主張が強すぎて、なんだが別々のものを食べてる感じ。
あまりまとまりを感じられませんでしたが、一年に一度のオールスター戦が楽しみなのと一緒でこれはこれでありかと。
兎にも角にも旨すぎるが故の悩みといいますか。贅沢すぎる悩みであります。
今度こそは葉月を食べようかな。
いやでも醤油旨いんだよなー。
それではごちそう様でした!