(味の感想は★からです)
広々とした鶴舞公園にある噴水をボーッと眺める。名古屋で最初に整備された公園であるここ鶴舞公園は、国の登録記念物(名勝地関係)に登録されている。春は桜の名所として知られ、日本さくら名所100選にも選定されている。
友人と二人でトコトコと歩く。
すると目の前に洋式の庭園が姿を現した。
一面に広がる薔薇がとても綺麗である。
私は街で薔薇を見つけると写真を撮るようにしている。それは別に私が薔薇を好きなわけではなく、私の母親が気が狂ったように薔薇が好きなのだ。なのでいつも薔薇を見つけたらその写真を送り付けているのである。
薔薇に時期があるのかは知らないが、秋空の寒さの中、凛とした表情で綺麗に咲いている薔薇の花はとても美しい。
友人に写真を撮るのを邪魔されながらシャッターをきる。
別に愛知旅行の思い出として薔薇の花をフィルターに納めたわけではない。
けれど何故だか、名古屋水族館で一生懸命撮ったイルカショーの写真よりも、良い写真が撮れた気がした。
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今回のお店は【うな富士】さん。
愛知県随一の鰻の名店である。開店40分ほど前にお店に到着。すでに待ち席はいっぱいで20人ほどの待ち客の後ろに並ぶことに。
お店は最寄りの鶴舞駅から少し歩く。
ちょうど先述した鶴舞公園を通ってお店にまったりと向かうと良い。
一番先頭の方が何時から並んでいるのかはわからないが、なかなか並ぶことは覚悟したほうがよいのかもしれない。
開店時間よりも少し早くお店がオープン。
オープン前に人数を聞かれて入店の際は全員が揃ってないといけない。
少し前の人がごちゃついて変な感じになっていたので注意したい。
ふな富士さんは本店舗の横に離れがあり、より席数が増えていた。
そのおかげでなんとか私たちも一巡目で入れることに。
席に座り、メニューを確認。
うな富士さんといえば、鰻の肝入りのひつまぶしがおそらくベター。
だが、生憎私は肝が苦手なので今回はベーシックに上うなぎ丼をオーダー。
友人はひつまぶしを。
一巡目の30番目ほどだったのでさすがに待ち時間は長い。
この間にちびちび呑みながら待つのが大人なのだろうが、私達はまだこども。
贅沢はせず、じっと待つ。
しばし待つとどんぶり到着。
蓋をあけると、香ばしい鰻の香りが充満する。それではいただきます。
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★・上うなぎ丼 4400円
ふっくらとした鰻の存在感が凄い。香ばしいタレの匂いが食欲を刺激する。
早速大きなお口でパクリ、、
ふぁー!
旨いに決まってるんだよなー!おい!
柔らかく、ふっくらとした鰻はパリパリとした感じとはまた違ったジューシーな味わいが特徴的。
正直私は関西風のカリカリのやつが大好物なのですが、このふっくら具合は良いですね。
噛めば噛むほど脂がジュワジュワでてくるこの感覚は至高の一言。旨いなーと終始呟きながら食べてしまう。
後半にはご飯の中にある隠れ鰻でさらに食欲をブースト。
鰻たっぷりすぎてご飯が足らなくなるという、嬉しいハプニングはありましたが、最後までペロリと完食。
やはりお値段はかなり張りますが、この鰻の脂を頬張る感覚はなかなか他店では体験できない。
充分な価値がこの鰻にはあると感じた。
退店時、お店の前には鬼のような行列。
ざっと60オーバーくらいは並んでました。
入店難易度はかなり高い感じはしますが、それでも一度は食べておきたい名店の味だと思います。
また愛知に来た際は是非来たいですね。
それではごちそう様でした。
めちゃくちゃ美味しかったです。