ノアクロ☺︎/グルメ備忘録

食べ歩いたお店の紹介をしています。

【No.179 曙橋 麺庵 ちとせ 醤油煮卵チャーシュー】新宿で全国4位のラーメンを堪能!ラーメン好きにオススメの絶品醤油ラーメン!

(味の感想は★からです)
私は成長を感じていた。

新宿御苑の芝生は徐々に茶色く衣替えを始めていた。青青としていた新宿御苑の景色も秋の彩りに変わりつつあった。

両手で芝生を掴む。
両脚を一気に振り上げ体を静止させる。
逆立ちの体制になり体を垂直に伸ばす。

倒立の体制に入り、そのままバランスを前に倒す。
代わりに足をえびぞりに反らし、バランスを保ちながら前へと一歩一歩進んでみる。


初めて逆立ちの練習を始めた時からは考えられないほどの上達を見せ、私は20歩ほど逆立ち歩きをしてみせた。


こみ上げる高揚感。
紅葉の季節にはまだ早いが、一足先に顔を赤くした私は、心の中でガッツポーズをした。


言ってしまえば25歳の男が逆立ちできたところでなんの役にも立たない、と言ってしまえばそこまでだが、今まで出来なかったことを日々の積み重ねによって出来る様になる事は中々に楽しい。


新宿御苑の開放感からくるやる気の向上力は素晴らしい。気付いた頃には1時間ほど筋トレをしてすでに全身フラフラになっていた。


最近、瞑想の練習をはじめた私はそのまま静坐瞑想に入る。
静坐瞑想はいわゆる、みんなが思い浮かべる座禅を組んだ瞑想なのだが、なんとこの瞑想の難易度はかなり高い方なのである。

瞑想をなかなか続けられない原因はここにある。瞑想の初歩はボディスキャン瞑想からはじめると良い。難易度も低く、やりやすい。



瞑想を終えた私は、はたと気付いた。
あ、もう開店時間過ぎてるオワタ。


私はすぐに新宿御苑の門へと走った。
今日も今日とて私はラーメンを食べに来たのだ。
私は疲れてガクガクになった体で目的のお店に向かった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のお店は【麺庵 ちとせ】さん。
私が東京で恐らく一番訪れているお店。

ラーメン自体の味ももちろん抜群なのだが、お店の雰囲気とか、店主さんの雰囲気とかも好きで通わせてもらっている。


基本的にいつも頼むメニューは同じなので、毎回毎回書くのもあれかなーとも思ったのだが、ラーメン屋さんの味が毎回違うように、私の書く文章も感じる感覚も日によって異なる。

自分の感じたログを残していくのもいいかなと思い、今回の執筆に至る。


お昼の12時頃。
待ち客7.8人ほど。

いつもより回転率が遅く、あれいつもの方いないのかな?って思ってたら、1組めちゃくちゃゆっくり食べてる二人組がいた。
まぁ、こういうこともあるか。と思いつつカウンターへ。

基本的に回転率は高く、着席と同時にラーメンが提供されるので、割と並んでいても挑戦してみて欲しい。


今回も醤油煮卵チャーシューを選択。
席について1.2分でラーメン到着。
相変わらず圧巻のビジュアルに笑みが溢れた。

それではいただきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・醤油煮卵チャーシュー 1120円

f:id:u_0301:20201030181020j:plain

チャーシューの絵力が半端ない。
琥珀色のスープに抜群の彩りのトッピング達が美しい。

早速スープを一口、、、


くぅ、、、旨い、、、。


圧倒的なバランスからなるスープは、くど過ぎないが、しっかり濃厚に口の中を旨味で満たしていく。

いつもより少し香りが薄いが、その分、脂の旨味が強く、これはこれで旨い。

麺もいつもより硬めでパツパツ感を感じる。今までにない変化に驚きつつも、当たり前のように旨いのはさすが。


チャーシューもいつもより胡椒の風味が強くジャンキー。もはや、別の一杯と言っても過言ではないモデルチェンジが楽しい。


意図的なのか、日によっての振れ幅なのかは定かではないが、確実に毎回違った味わいなのに根本の旨さをブラさないのはさすがの一言。


このチャーシューだったらご飯頼んだら良かったなーって後悔しながらも完食。

さすがに醤油ばっか食べ過ぎなので、次回は別のやつ食べようかな。
ちなみにちとせさんは全メニュー旨いので是非とも通って自分だけのお気に入りを見つけて欲しい。


それではごちそう様でした。
いつもありがとうございます。