(味の感想は★からです)
私は半袖だった。
10月も下旬に差し掛かり、街中を歩く人達の装いもガラリと変わった。
一枚上から羽織るだけでは間に合わず、冬並みの厚着をしている人もちらほら。
エアコンも冷房から暖房に変わり、より一層冬の訪れを予感させる。
午前10時少し遅めの出社時間と重なり私は行き交う人並みに逆らうように自転車を走らせていた。
まぁ、みんな暖かそうな格好をしている。
半袖の人なんてまぁいない。私以外、見当たらない。
でもこれは許してほしい。
なんせ自転車を1時間も漕ぐのだから、皆さんのように厚着をした日には大変なことになる。
自転車を漕ぎはじめて20分もすれば半袖がちょうど良くなり、ほどなくしてじんわり汗をかきはじめた。
私は半袖だった。
もちろん1時間以上自転車で東京の街を走ったのだが、半袖の人は一人もおらず。
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私は人と違うのが好きだ。
所謂、厨二病を拗らせた故の結果ではあると思うが、私は人と被るをあまり好ましく思わない。
変な話をすると、社会人になってから大学時代のサークルの集まりがあり、みんながスーツの中、私は半袖のTシャツで現れて後輩に爆笑された。
変わったことをしたい、というよりかは人と被るのが嫌なのである。
だから私はあまり可愛がられる人間ではなかった。
割と嫌われることも多かったし、高校時代はいじめられたりもした。
そんな自分が嫌で、大学自体は周りに適応することにした。
行きたくない飲み会に行き、やりたくもないのに朝までオールしたりした。
カラオケは嫌いだが付き合いで行ったし、授業もちゃんと受けたかったが周りがサボるのでサボった。
でも、結局は偽りの自分。
半年くらいで化けの皮は剥がれ、結局は自分のやりたいようにやるようになった。
大学の良いところは本当に色んな人がいるところだ。高校なんて目じゃない。
色んな人たちがいる。
高校のクラスで浮いてしまったらなかなかそのはみ出ものの檻から逃げる事は困難だが、
大学には色んな世界がある。
結果的に私は本来の自分を許容してくれる人たちに救われた。
決して多くはないけれど、分かり合える人がいるというのは素晴らしい。
夜が明けていく
遠い地平線の彼方
世界はこんなに広かったと知った
青春の馬/日向坂46
自分が今いる場所はとても辛い場所かもしれない。だが必ず夜は明けるもの。
夜に慣れた目で見る地平線の彼方に輝く光はどんな光景よりも美しい。
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今回のお店は【麺処 びぎ屋】さん。
ビブグルマンに選出された学芸大学の名店。
開店30分前に到着。
さすがに人はおらず一番目。
最近Kindleにハマってからは、列に並ぶのがなんの苦でもなくなった。
人気店に訪れる際はKindleは非常にオススメである。
開店5分前まで私一人だったが、そこから一気に人がぞろぞろと並びはじめた。
開店時間には10人ほどの列に。
店内に入り、食券で特製醤油ラーメンと釜揚げしらすご飯をチョイス。
せたが屋出身の店主さんということで魚介のラーメン非常に楽しみ。
程なくしてラーメン到着。
それではいただきましょうか。
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★・特製醤油ラーメン 1050円
釜揚げしらすご飯 350円
鰹節の華やかな香りが上品なブラウンのスープに映える。
早速スープを一口、、
おう!節だなー!美味しい!
かなりスッキリとした魚の節の旨味がくるスープ。最初のインパクトこそ少なめですが、後からじわじわ旨味と甘味が広がります。
後味がスッキリしすぎないのがいいですね。
ライト過ぎず、しっかりラーメン食ってる感があって良い。
麺も風味が強く、スープに負けてない。
さらさらと食べれてしまう。こわい。笑
トッピングはどれも高水準で良き。
特に海苔は節の効いたスープに相性抜群なのでもっと増やせば良かったと後悔。
釜揚げしらすご飯はしらすがふわふわとしていてとても美味。ただ添付の醤油がかなり濃いのでかけ過ぎ注意。
醤油はかけずに代わりに醤油スープといただく方が良いかも。
結果的にご飯とラーメンを食べたのですが、なんだかまだまだ食べれそうな気がした。
それだけいらないものを使っておらず、スッキリ食べさせてくれるのは素晴らしい。
完食後お店を出ると15人くらい並んでてびびった。
びぎ屋さんは開店5分前とかに行くのが良いのかな?次は柚子の方を頂きたいですね。
それではごちそう様でした。