【味の感想は★からです】
私は筋肉と踊っていた。
午前10時に魯珈さんでの記帳を済ませ、あてもなく、新宿の街をぶらぶら。
東京都庁を眺めながら新宿の街を南下する。
すると子供たちがたくさん遊ぶ公園を発見。
色とりどりの遊具とだだっ広い敷地は東京の公園だなーと思ってしまう。
新宿中央公園と名のついたその公園で私は子供たちに紛れて遊具で遊ぶ。
もちろん子供たちとは違った遊び方に興じる。
登り棒を横手に持ち、旗のように体を静止させるフラッグの練習。
体を勢いよく空中に持ち上げて、体を宙で静止させる。
両腕と側筋をフルに使っても5秒以上の静止ができない。
筋トレをし始めて改めて実感するのは、自分の体というものは、思った通りになかなか動いてくれないものである。
頭の中で思い描いていることは、なかなか現実に落とし込むことは難しい。
実際にやってみて初めて、妄想と現実の擦り合わせが行われる。
そして改めて実感するのは、意外と妄想したことは現実に起こりうるということだ。
ただ、それは奇跡でも偶然でもない。
自分のやりたい事に標準を絞り、ただひたすらに鍛錬を繰り返す。
時間もかかるし、実に非効率的な感じもするが、それが一番わかりやすく簡単だ。
懸垂が一回もできなかった私が、2年後に片手で懸垂できるようになるとは誰も思いもしないだろう。
物事は実に至極単純である。
やったらできるようになる。
やらないとできるようにならない。
私は筋肉と踊っていた。
魯珈さんの集合時間まであと1時間。
どれだけお腹を空かせられるか。
さぁ、筋トレを始めようか。
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今回のお店は【SPICY CURRY 魯珈】さん。言わずと知れたスパイスカレーとルーロー飯の名店。
朝の9時から記帳して開店時間を待つ。
私は10時頃にお店に記帳して、12時50分再集合。おおよその目安だが、記帳してからだいたい3時間後に食べれる感じみたい。
お店の場所は大久保にあるが、新宿も近くにあるので、時間を潰すのには困らない。
私はラーメン食べて、新宿御苑でコーヒー飲んで記事書いて、公園で筋トレしてたらあっという間に集合の時間に。
お店に着くと一人一人名前を呼ばれて入店。
店内はカウンターのみの9席。
どっちにしろ順番なのであまり席数は関係ないが、今は6席?だけにみえる。
魯珈さんといえば「ろかプレート」なのだが、今日はなんだかカレーの気分だったので、「選べる二種カレー」をチョイス。
チキンカレーとラムカレーを選んでしばし待つ。
それにしても東京という街は本当に喫煙者が多い。先ほどの新宿中央公園の喫煙者の数は常軌を逸していて、なんだか鳥肌が立った。
公園を埋め尽くす喫煙者。
なんだか、タバコは体に悪いどうこうよりも、本当に社会人ってタバコ吸ってないとやってらんないくらいストレスなんだろうなーって感じた。
ストレス社会の弊害。なのだろうか。
私は喫煙者ではないので、なんともいえないが、どちらにしろ異常な光景に変わりなかった。
日本の行く末に想いを馳せているとカレーが到着。
スパイスの香りがなんとも心地よい。
よっぽどこっちの方がストレスを吹っ飛ばしてくれそうな気がする。
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★・選べる2種カレー 950円
刺激的なスパイスの香りとは裏腹に綺麗に整えられたご飯の堤防が美しい。
まずはチキンカレーの方を一口、、
うん!くうー!旨い!
トマトの酸味とスパイスの香りが絶妙なバランス。口に入れると野菜の旨味と甘味がガツンとくるが、後から刺激的なスパイスが追いかけてくる。
レベルが高いなんて言葉で表現するのは申し訳ないが、一体どうやったらこんなレベルのカレーになるのだろうか。
そしてもう一つのカレー、ラムカレーの方も一口、、、
くっ!はぁー!辛い!旨い!
こちらはかなり刺激的なビンダルカレー。
スパイス感がガツンとくるが、後には辛さが残らないのが不思議。
よく辛いカレーって舌がヒリヒリして次の一口が億劫になるが、一切それがない。のに辛い。
もちろん辛いだけではなく、爽やかさと旨味がしっかり交錯する。
ラム肉も臭みがなく、とても美味しい。
付け合わせのサラダのシャキシャキ感も素晴らしく、付け合わせのアチャール?もとても美味しい。
全く隙のないカレーに終始驚きながら完食。
正直旨すぎて、あと食べやすすぎて、デフォルトの量では足りなかった。笑
少食の私がこんなことを思うのは非常に珍しい。
是非とも大盛り、もしくは他の付け合わせも一緒頼むことをオススメする。
ちなみに値段も安くて驚き三昧。
正直浅利早く起きた日は毎日きてもいいんじゃないかレベルだった。まさに早起きは三文の得。
それではごちそう様でした。