穀雨。
穀雨とは。二十四節季の一つである。
季節を24等分に分けた内の一つであり、穀雨の終わりには八十八夜が訪れる。
この八、十、八の字を合わせると「米」になることから農作業に縁起の良い日とされている。
(https://boxil.jp/beyond/a5569/さんから引用)
そんな縁起の良い看板をひっさげ活躍しているのが、渋谷にある「らーめん 穀雨」さん。
外観はなかなかナチュラルな感じで、ぱっと見はカフェみたいな印象。
入り口が閉まっていて、店内が見えないので、初見の方は地図を見ながらでないとなかなか難しいかも。
穀雨さんはワンタン麺とカレーが有名なお店。
私は連食だったのでワンタン麺だけ頂いたのだが、穀雨の意味を調べた今、なんでカレー食わなかったんだろうと後悔。笑
店内はカウンターのみの9席。
今の寒い季節だけなのかわかりませんが、三名ほど店内で待つシステム。
女性のお客さんが多い。
世代も広め。
みんなから愛されるラーメン屋さんである。
食券でワンタン麺を購入。
目の前で別の方が食べているカレーが旨そうすぎてやばかったが、胃のキャパ的に我慢。
食券機の横には気まぐれご飯、いわゆる日替りのご飯ものが書かれたボード。
えらい米を推してくるなー。って馬鹿な私。
穀雨の意味を知っていれば、さすがだなーって思っていた場面である。
やはり知識は大事である。
勉強ちまちょう。
大きめの器に盛られたワンタン麺はいたってシンプルな見た目。
でも、ワンタン麺っていうのはちょっとテンションが上がる。
なんかよくわからんがワンタン麺ってテンション上がる。
普段、私はラーメンはスープからいく!という絶対の掟があるのだが
この日は己の欲望に忠実に。
まずはワンタンから、、、
ふふん、、うっまい。
肉厚なワンタンは身がぎっしり詰まったタイプでこれは食べ応えのあるワンタンでGOOD。
そのままスープを一口、、
おう、、なかなかオイリーで旨い。
節の効いたあっさり目の醤油スープではあるがそこにしっかり油分(鶏油?ネギ油?)が加わり、飽きのこない味わいに。
素朴な味わいを残しながらも、決してラーメンとしてのジャンクさを忘れない素晴らしい一杯である。
無料でつけることのできる揚げネギもけっこう味のアクセントになって良い。
ただやはりこのラーメン。
米といきたかった。泣
もちろんラーメンだけでも十二分に旨いのだがこの少しオイリーな感じとか、ネギが主張してくる感じとか、凄く米が欲しくなる。もの凄くジャパニーズソウルが溢れてくる。
ということでみなさんは穀雨さんに訪れた際は、お米も一緒にいってください。
私の叶えられなかった夢、どうか叶えて下さい。お願いします。
それではごちそう様でした!