悴む
突然ですがこちらの漢字はなんと読むでしょうか?正解は「かじかむ」と読みます。寒くてよくなるあれですね。
ちなみに、こちらの漢字【悴】一文字で「せがれ」と読み、息子をへり下った呼び方になります。この文字自体の意味も、貧相な、また取るに足りない等の意味があるみたいです。
何故こんなおもろない話を私が冒頭から話しているのかと言うと、
私は今絶賛、手がかじかんでラーメンが食べられなくて死にそうなのであった。
今回のお店は三鷹にありますは【麺屋 さくら井】さん。食べログラーメン東京百名店の一角として人気のラーメン屋さん。
お店は三鷹駅から少し歩いたところにあります。住宅街の中に突然現れます。
正直お店の場所はすぐにわかりました。
何故かと言うと突然30人ほどの行列が登場します。
思わずうわぁーってなりました。
基本10人並んでたら並ばない私は正直困惑。
ですが、このお店のためにわざわざ三鷹まできて帰るのもあれだなーっと並ぶことを決意。
この日はなかなかの寒波で東京は最低気温3度。さらに雨の影響で体感はもう少し低く感じます。
結局お店に入れたのは一時間後。あまりの寒さと列の長さに思わずストップウォッチしてました。笑
オーダーは並んでいる際に食券で先に購入します。私は特製の醤油をオーダー。
塩も人気みたいですが、私は醤油ラーメン大好きなのでここは安全に。
店内はカウンターのみの7席。
さすがにここまで並ぶならもう少しなんとかならないかと思ってしまう私ですが、まぁ、そこはお店側が決めること。我慢するしかありません。
程なくしてラーメンが到着しました。
これぞ芸術といった完璧でパーフェクトなビジュアル!
この底が深めの器と醤油スープの色が麦苗さんを彷彿とさせます。
早速スープを一口、、、
おう!じんわり旨い!!
かなりバランスの取れた穏やかな味わいで一度飲んだら最後、完飲待った無しな旨味たっぷりのスープ!
あーこれは確かに行列なるわと思わせるスープにテンション上がりながらつぎは麺を持ち上げ
持ち上げ、、
持ち、、
あれ?麺が全く持ち上がらない?
どれだけ麺を食べようとしても麺が持ち上がりません。
それもそのはず一時間も寒空の下並んだら手もかじかみますよ。
完全にやらかしました。
ガチでスープ意外何も食べられません。
とにかく手を温めなければなりません。
店員さんに配膳された時
「お熱くなってますのでお気をつけ下さい」と丁寧に、触るな火傷するぞと言われた器を両手で包み込む。
おそらくめちゃくちゃ熱いのだろうが手がかじかんで全く温もりを感じない。
まじでやばい。
ただでさえ外は大行列。
こういうお店、というか私は基本とにかく外食の時は少しでも早く食べてお店に迷惑をかけたくないスタンスを守り続けてきた。というか一人で食いにきてるのだからそれが当たり前なのだが、とにかくやばい。
まだ一口も食べれてない。
そこからはとにかく手を回復させることに意識が集中してしまいました。
チャーシューは確かにしっとりとしていて美味しかったし、鳥チャーシューはかなり味が濃く非常に食べ応えがありました。
麺もスープとの一体感が抜群。
ちょうど良い茹で加減で硬すぎず柔すぎず。
ですが結局、素晴らしいラーメンだったという記憶ぐらいが朧げにあるだけで、正直ちゃんと味わうことができませんでした。
やっぱり私には行列は不向きのようです。特にこの時期は手が死ぬので並びながら作業みたいなこともできませんし。
みなさんはこれから暖かくなるまではカイロを持っていきましょう。これはガチでけっこう大事です。
ということで、ごちそう様でした。
次回は必ず万全の状態で行きます。
↓行列タイムレコード
麺屋 さくら井
東京都武蔵野市西久保2-15-27
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13202438/